新たな交通システムの導入に向けた取り組みについて知りたい。
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「新たな交通システム」は、輸送力や移動距離などで鉄道とバスの中間を担う
交通手段のことで、専用車両と専用走行路に加えて、公共交通優先信号や、
パーク&ライドなど利便性を向上する施策を組み合わせたシステムです。
新たな交通システムの種類としては、モノレールやLRT(次世代型路面電車システム)、
BRT(次世代型バスシステム)などがあります。
「BRT」とは、Bus Rapid Transit(バス・ラピッド・トランジット)の略称で、
2両連結の連節バスが主に専用空間を走り、より早く、より正確な時間に、
より多くの人を運ぶことができる、従来のバスのイメージを一新する
次世代のバスシステムです。
本市の取り組みとしては、
○BRTの開業とバス路線の再編を平成27年夏前から段階的かつ着実に進める
○開業時は現行のバスレーンを走行する。その後、交通流動の変化を踏まえ、
車線の制限を試行するなど現地での検証を行いながら、
新潟駅高架下交通広場の供用による都心軸の南北一体化を踏まえつつ、
道路中央部への専用走行路設置を目指す
○連節バスは開業時は4台導入し、導入効果や性能確認を行い、
その後さらに4台の増車について、利用者のご意見を踏まえ検討していく
○BRTと、路線バスや鉄道との乗り換えがしやすい環境とするため、
交通結節点や情報案内システムを整備する
こととしています。
【新たな交通システム導入に向けた取り組み】
■平成14?16年度
○「第3回 新潟都市圏パーソントリップ調査」の実施。
■平成21年度
○新たな交通システム導入検討調査の実施。
■平成22年度
○有識者・関係者などからなる「新たな交通システム導入検討委員会」を設置。
■平成23年度
○「新たな交通システム導入検討委員会」からの提言を踏まえ、
「新たな交通システム導入基本方針」を公表。
■平成24年度
○「新潟市BRT第1期導入区間運行事業者審査委員会」を設置し、
新潟交通㈱の提案について審査。新潟交通㈱が運行予定事業者としての
適格性を有する審査結果を市長へ報告。
○「新潟市BRT第1期導入計画」の公表。
■平成25年度
○新潟市BRT第1期導入区間運行事業について、
新潟交通株式会社と基本協定を締結。
○沿線コミュニティ協議会と各区を対象とした
市民説明会を5月から11月にかけて開催。
「BRT運行計画(案)」と「バス路線再編計画(案)」を説明。
○連節バス体験試乗会を8月から11月にかけて2回実施。
○連節バス製造契約を締結。
■平成26年度
○新バスシステム事業にかかる運行事業協定を、
新潟交通株式会社と締結。
■平成27年度
○BRT第1期区間運行開始。
■平成28年度
○路上バス停設置にかかる社会実験の実施。
<お問い合わせ先>
都市政策部都市交通政策課新交通推進室 電話 025-226-2753 -
- FAQ番号:B000255204
- 最終更新日:2018/05/10
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