光化学スモッグとは,どういうものですか。
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■光化学スモッグは,工場や自動車から排出される窒素酸化物や炭化水素が大気中で太陽光線(紫外線)を受けて,化学反応を起こし環境に有害な二次的汚染物質が生成される現象です。
1 光化学スモッグの発生しやすい気象条件
①気温が高い。(気温が概ね24℃以上になる日)
②日差しが強い。(少なくとも2?3時間の日射がある日)
③風が弱い。(風速が概ね4m/秒以下の日)
2 健康被害の症状
(1)軽症の場合
①目が充血する。 ②鼻が痛い。 ③のどが痛い。くしゃみがでる。たんがでる。
(2)重症の場合
①吐き気がする。せきこむ。 ②めまいがする。 ③手足がしびれる。足がひきつる。
④失神する。
■光化学スモッグの原因物質とされる光化学オキシダントの濃度が上昇し,一定の基準を超えた場合,新潟県知事が区域を定めて「光化学スモッグ注意報等」を発令します。
1 緊急時の発令基準
区 分 オキシダント濃度
①注 意 報 0.12ppm以上
②警 報 0.24ppm以上
③重大警報 0.40ppm以上
(参考)環境基準値 0.06ppm
<お問い合わせ先>
環境部環境対策課大気環境グループ 電話 025-226-1367
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- FAQ番号:A000194303
- 最終更新日:2022/03/15
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